Pythonチュートリアル 5章 データ構造(16)

シーケンスとその他の型の比較

シーケンスオブジェクトは、同じシーケンス型の他のオブジェクトと比較できます。
1.比較には 辞書的な順序が用いられます。
2.最初の二つの要素を比較し、その値が等しくなければその時点で比較結果が決まります。
3.等しければ次の二つの要素を比較し、以降シーケンスの要素が尽きるまで続けられます。

8行目、10行目、12行目でそれぞれ比較を行っています。比較するシーケンスを順番に比較を行っていますので、結果はTrueが返されます。
例えば「Pascal」と「Python」の比較ですが、先頭の「P」は同じですが、2文字目が「a」と「y」なので
「Python」の方が大きくなります。

14行目、16行目、18行目、20行目でそれぞれ比較を行っています。比較するシーケンスを順番に比較を行っていますので、結果はTrueが返されます。
18行目では比較に「==」演算子を使用していますので、オブジェクト同士が等価(同じ値かどうか)の判定を行っています。その為、結果はTrueが返されます。

まとめ

今回は、「シーケンスの比較、その他の型の比較」について説明しました。
次回は、6章「モジュール」について説明します。