Pythonチュートリアル 6章 モジュール(6)

dir() 関数

dir() 関数
組み込み関数 dir() 関数は、モジュールが定義している名前を確認するのに使います。
・引数がない場合、現在のローカルスコープにある名前のリストを返します。
・引数がある場合、そのオブジェクトの有効な属性のリストを返そうと試みます。
・組込みの関数や変数の名前はリストしません。

9行目で、dir() 関数を引数無しで実行しています。
ローカルスコープにある関数名、変数名を表示しています。

10行目で、dir() 関数を引数ありで実行しています。
引数の fibo モジュールは、以下の通り2つの関数が定義されていますが、dir() 関数で表示されている事が確認出来ます。

 

10行目で、dir() 関数の引数に builtins モジュールを指定しています。
dir() はビルトイン関数名と変数名はリストアップしませんが、これらの名前からなるリストが必要な場合、標準モジュール builtins で定義されています。

まとめ

今回は、組込み関数 dir() について説明しました。
次回は、パッケージについて説明します。