Pythonチュートリアル 4章 制御構造ツール(8)
任意引数リスト
関数が任意の個数の引数で呼び出せるよう指定する方法があります。
関数の引数の定義時の引数の前に*を付けて定義すると、タプル型で受け取る事が出来ます。
この可変引数は、関数に渡される入力引数の残りを全て掬い取るために、引数の最後に定義されます。
この可変引数の後に引数を定義するには、キーワード引数のみ使用可能です。

3行目でconcat関数を定義していますが、この引数の定義で「*args」としている為、タプル型で引数を受け取ります。
6行目、8行目でconcat関数を呼んでいますが、「*args」の引数には、それぞれ違った数の値を指定しています。
4行目の「str.join(iterable)」は、strの値で、iterableの文字列を結合した文字列を返します。
また、12行目でこの確認を行っています。(8行目と12行目の出力結果を確認して見て下さい。)
まとめ
今回は、関数の任意引数リストについて説明しました。
次回は、関数の引数リストのアンパックについて説明します。
