Pythonチュートリアル 4章 制御構造ツール(12)
関数のアノテーション
関数アノテーションは、関数のパラメータや返り値のアノテーション(注釈)を記述する方法です。
ユーザ定義関数で使用される型についての完全にオプションなメタデータ情報です。
アノテーションは、関数の __annotations__ 属性に辞書として格納され、関数の他の部分には何も影響を与えません。
詳細は PEP 3107 と PEP 484 にて規定されています。

4行目のf関数の定義で、パラメータの後の「:str」の記述と、返り値の記述を「-> str」としている部分がアノテーションの記述になります。
この内容を5行目で、__annotations__ 属性をprint文で出力しています。
まとめ
今回は、関数のアノテーションについて説明しました。
次回は、コーディングスタイルについて説明して、4章の終わりとします。
